top of page
建築設計的思考法(仮)
建築設計を進めるようにモノ・コトを考える方法へのメモ
ひとつの建築やまちを考えるとき、さまざまな分野の専門領域を必要とする.そして、一つのカタチを生み出すのだが,そのカタチには多くの要望・条件が凝縮 あるいは 昇華されている.
千葉工業大学での「建築計画Ⅰ」の座学と「設計製図基礎、製図基礎」演習との橋渡しをできないかと考え執筆した「世界で一番やさしい建築計画」を経て、もっと一般的に「建築設計」に起きる様々な事柄を体系的に、そしてモノをつくるときの発想法、思考法として、まとめる。
■エスキース■
その根幹はモノの捉え方に共通する一つの思考方法である
カタチは浮かぶか?論理的な「計画」から,総合的な「設計」へのジャンプというルート.
計画(コト)がカタチ(モノ)を生むのか あるいは カタチ(モノ)が計画(コト)を解決するのか.
コトがカタチを誘発するのか、カタチがコトを誘発するのか.
建築への動機があり、広義な意味で設計行為が開始されるとする.
企画・計画→設計→<施工>→<維持>→改修への動機・・・と繰り返すなかで、計画と設計には主体的なジャンプがある.
企画・計画の段階で設計への萌芽は見られるが、この段階では客観的な説明が必要になる.
客観的な内容を持つ「計画」と主観的カタチを生み出す「設計」には、大きな溝がある。これを、軽々ジャンプできるような俯瞰的な視野を持つ人が優れたデザイナーであるが、毎回そのように乗り越えることができるとは限らない。
様々な条件があるなかで、その一見きびしいと思われる条件にこそ独自のデザインの宝庫であると考える。2015
デザイン双六、建築の4層構造から、講義で例示した「カタチは降りてこない」に対する検証をしてみる.2016
「仕掛学」松村真宏著 を読む。 2017
2024
講義 備忘録
境界は「線」ではなく、幅を持つ
公共的な私有地
私有したくなる公共スペース
空き地・空き家は誰のものか?
2022
〇〇するところを作り出す どのように(ハード)
どんな時に利用する? 利用したくなる工夫
誘導する仕掛け どのくらいわざとらしく?そしてさりげなく?
融合 アフォーダブルスペース 手に届くスペース
受け手による領域感の変化を許容する包容力
設えの主張度 作為度 →配合 塩梅 匙加減
作為的過ぎない補助線の引き方とは?
設えに 選択肢がある 状況が化学反応を 許容する
行為 関わり 関わりを呼び込む、誘う、アフォードする設え 構え 空間
物理的境界と視覚的(演出的)境界 領域感の範囲の変化 許容する場
地と図 溶け出す あいだの空間の可能性を読み取る
溶けだしかたをイメージする
2023
bottom of page